第3回 仮組立編 '97/10/ 7

さて、どこから手をつけましょうか?
付属の説明書は、日本の雑誌のように、組み立てる順番ごとに文章と写真で説 明してあるわけではありません。図説があるのは、窓、ドアなどのポイント部分 だけです。

作業の前に、まず注意点を。
板からは、細かい木くずがぽろぽろとこぼれてきます。切断部分はささくれだ っていますので、不用意に触ってケガしないように気を付けてください。
新聞紙やビニールシートを敷いた上で、作業しましょう。

まず、全体の形や大きさを確認するために、仮組み立てをしました。
壁、床、屋根のパーツを板から抜いて、指定の部分にはめ込み、マスキングテ ープで固定します。 壁も床もすべて3mmの厚さの板をはめ込んでいくだけな ので、なんかすぐに倒れてしまいそう。今までは6mmと9mmの板を釘で固定 してつくっていたので、よけいにそう思います。

板からのくり抜きは、手でパキパキと押すだけでできますが、細かい部分、た とえばジョイント部分などは、カッターが要ります。私は、パネルカッターを使 いました。これはなかなか便利です。

ここまでで必要な物
・・・新聞紙などのシート
   カッター         
   マスキングテープ

これは、オーダー編で書いておくべきことでしたが、ハウスの注文と同時に、 壁紙、照明器具、配線セットも揃えておく必要があります。
近くにドールハウスショップがあったり、国内通販ショップをご存じだったら よいのですがそうでなければ、一緒にオーダーしたほうがよいでしょう。

今回、私は手持ちの壁紙と照明を使います。その他は市内のショップKIMU RAさんで揃えていく予定です。

作り方にはいろいろ方法がありますが、今回は「とにかく簡単な方法でつくる 」のがテーマです。なかには「そんな単純作業なんか、邪道だわ」と思われるも のもあるかもしれませんがとにかく手間要らずの作業に徹します。
そうでなければ、高いお金を出してキットを買ったメリットがありません。

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